「令和の大改修」萩の技

2月までには葺き替えを終了する五重塔

ニューヨーク・タイムズ「行くべき52ケ所」に山口市が選出され脚光を浴びている国宝、瑠璃光寺「五重塔」。現在、70年ぶりとなる「檜皮葺き」屋根の全層改修工事が行われている。その保存修理事業を受注したのが、大照院など萩市の文化財修復で技術を蓄えてきた椿の協和建設工業だ。県内唯一の檜皮葺師、佐々木真氏(山口市のひわだや代表)ら県内技術者の力を結集させ、”令和の大改修”に取り組んでいる。